個人情報管理クライアント

ITmedia エンタープライズ:IBM主導でオープンソースの個人情報管理プロジェクト

HigginsはEclipseが管理するプロジェクト。銀行口座情報やクレジットカード番号、電話番号、医療記録といったオンライン上の個人情報管理を企業や組織任せにするのではなく、個人が管理できるソフトの開発に当たっている。ユーザーは、同ソフトを採用しているWebサイトに対してどの情報を公開するかを自分で決定できる。

 ユーザー側の簡単な操作で、例えば保険会社に対しては幅広い個人情報と医療記録へのアクセスを認める一方で、CATV会社には一部の情報しか開示しないといった利用が可能。企業側は自社のアプリケーションやWebサイト、ID管理システムにHigginsのサポートを組み込むことができる。

こういう個人情報管理クライアントの需要は間違いなくあるだろう。

今まではローカルマシンの中の各ユーザベースでファイルへのアクセス権限を管理すればよかったが、これからはローカルマシンの中のファイルであっても、インターネットを通じたグローバルな共有を意識し、そのアクセス権限のやりくりをすることでうまく共有できるような仕組みができるようになるだろう。

自分の頭の中では個人情報管理クライアントとこのファイル共有ソフトとがかなり強い関連を持つように思える。ただ、「ファイル共有」となると絶えず違法な香りが漂うのが玉に瑕。違法なものを排除して純粋に知人同士で気軽にファイル共有できるようにしたいのだが・・。

で、こういうクライアントアプリケーションを作りたいと思うのだが、実装する言語をJavaにしようかC++にしようかで迷っている。Javaの方が圧倒的に慣れているが、JavaだとJREが必要になってしまうので多くの人(特に初心者)に使ってもらえない可能性がある。C++だとOS依存があるし。どうしようかなぁ。

とりあえずJavaで動くものを作って、後で移植ってのが現実的なところか。